温泉日記

温泉好きの温泉備忘録です

にほんブログ村 旅行ブログ 九州・沖縄 温泉・温泉街へ

温泉豆知識~サウナ

温泉にはサウナが付きものです。
好きな人、苦手な人がいると思いますが、温泉豆知識のひとつとしてサウナの種類について簡単に紹介します。

そもそもサウナとは?

サウナとは、フィンランドが発祥とされる熱気や蒸気で高温になった室内で体を温める温浴法です。日本では1972年に北海道に初めて造られたようです。その後1964年の東京オリンピックでフィンランドの選手団が選手村に設置したことが注目され広まったと言われています。
公益社団法人サウナ・スパ協会が、1984年に3月7日を「サウナの日」として日本記念日協会に登録しています。

サウナの種類と特徴

ドライサウナ(乾式サウナ)
日本に昔からあるなじみのあるサウナで、高温低湿タイプです。発汗までに多少時間がかかるのが特徴です。
温度:80~100℃
湿度:10%程度

遠赤外線サウナ(乾式サウナ)
遠赤外線の照射により直接体を温めるサウナです。ドライサウナほど入室時の熱さは感じませんが体を中から温めるので温かさが持続するのが特徴です
温度:70~90℃
湿度:約10%程度

ミストサウナ(湿式サウナ)
ドライサウナのような高温ではありませんが、その湿度により暑く感じるのが特徴です。ミストサウナでは霧にした温水をサウナ室に噴霧します。液体のためその重さで熱気が上から下へ降りてきます。
温度:40~60℃
湿度:約100%

スチームサウナ(湿式サウナ)
特徴はミストサウナと同じですが、スチームサウナでは蒸気(スチーム)をサウナ室に噴霧します。熱い気体のため下から上へ熱気が上がっていきます。
温度:50~70℃
湿度:約100%

フィンランド式サウナ
乾式サウナと湿式サウナの中間ぐらいのサウナです。熱せられた石に水をかけて蒸気を浴びる「ロウリュ」と呼ばれる入浴法です。
温度:約80℃
湿度:15~20%

ロッキーサウナ
 ストーブの上にサウナストーンが設置されているサウナで、ロッキー山脈が由来と言われています。

塩サウナ
体に塩を塗って入るサウナです。発汗と同時に塩を体全体に伸ばしていく入浴法です

テントサウナ
テントをサウナ室にする方法です。持ち運びができるのでアウトドアでの利用が可能です。

スモークサウナ
薪を燃やしロウリュをおこない蒸気と煙で室内を温める方法です。

バレルサウナ
樽のような丸い形をした小屋で薪ストーブなどで室内を温めるサウナです。

 

代表的なサウナを紹介しましたが、このほかにもいろいろなサウナがあります。温泉へ行かれた時に、ここはどんな種類のサウナかなとちょっと気にしていただけると嬉しいです。